教育者の皆様へ | CreateBright Education
教育者の皆様へ
学校現場で「お金の教育」をどう扱うか、というテーマは少しずつ広がっていますが、授業の目的や伝え方についてはまだ模索が続いています。CreateBrightでは、金融や経済を「社会のしくみと人の判断」からとらえる教育を提案しています。
以下は、私たちがファイナンシャルリテラシー教育をどのように位置づけているかをまとめた理念ページです。教育機関・先生方との連携や授業づくりの参考にしていただければ幸いです。
Teaching Philosophy
私たちの教育理念
— 教育者の皆様と共に考える、お金の教育のあり方 —
はじめに
お金は、富の象徴ではありません。それは、人と人とが「価値を託し合う」ための言語であり、社会の信頼が流れる”見えない血管”のようなものです。
私たちは、お金の流れを通して、人の判断・制度の仕組み・世界の構造を学ぶことができます。だからこそ、ファイナンシャルリテラシー教育は「お金を増やす方法」ではなく、「お金をどう使えば社会が健全に循環するか」を考える教育であるべきだと、CreateBrightは考えます。
世界をどう見るか
世界経済は、単なる”取り合い”ではありません。確かに、外交や資源の分野では、ゼロサム(誰かが得れば誰かが失う)構造が存在します。しかし、同時に人々は日々、技術や知識、教育、芸術を通じて新しい価値を生み出し続けている。
経済は「奪い合い」と「創り合い」が共存する場です。だからこそ、教育の使命は、その両方を理解し、どちらを広げたいかを自分で選ぶ力を育てることです。
お金を”信頼の循環”として捉える
お金は、人の間を流れる信頼の証。支払うとは、誰かの価値を認めること。受け取るとは、誰かから託された責任を引き受けること。
お金の教育とは、「信頼の循環をどう生み出すか」を学ぶ人間教育です。その視点を持てば、子どもたちは「使う」「もらう」ではなく「生かす」という考え方を身につけます。
投資とは「信じる世界を選ぶこと」
投資は、富裕層を支えるための行為ではありません。それは、「この価値が社会に必要だ」と信じる未来に自分の資源を託す行為です。
投資とは、”どんな世界を育てたいか”という意思の表明。CreateBrightの投資教育は、「どこが儲かるか」ではなく、「何を支えたいか」を問う教育です。学ぶことで、子どもも大人も資本の流れに”意志を持って関与”できるようになります。
成長ではなく、価値を生む
経済成長は大切ですが、成長とは本来、「価値を生み出した結果」として起こるものです。
数値の増加よりも、人の尊厳、安心、創造性といった目に見えない豊かさを育てること。それが、CreateBrightの掲げる「価値を生む教育」です。
成長は目的ではなく、価値創造の副産物。私たちは”数字の拡大”ではなく、”人の成熟”を育てたい。
構造の中で自由をつくる
現代の金融構造は、不平等や偏りを生みやすい仕組みを持っています。しかし、教育はその構造を「理解し、語る力」を与えます。理解できる人は、盲目的に従わない。語れる人は、社会のルールを変えることができる。
ファイナンシャルリテラシーとは、「従う力」ではなく「選ぶ力」を身につけること。
教育は、構造の中に「自由」をつくる行為なのです。
教育は、子どもと関わるすべての大人から始まる
お金の話は、家庭の中でこそ”生きた学び”になります。親がどんな選択をし、どんな言葉でお金を語るかが「最初の経済教育」です。
しかし、子どもの成長を支えるのは、家庭だけではありません。学校の先生、塾の講師、習い事の指導者—子どもと関わるすべての大人が、金融教育の担い手なのです。
教育者の皆様が、お金を「こわいもの」ではなく「社会を理解する窓」として語ることで、子どもたちは経済を「自分ごと」として捉えられるようになります。家庭と教育現場、その両輪が回ることで、子どもたちに「世界と関わる勇気」が育まれるのです。
Vision — CreateBrightが目指す未来
子どもたちが、経済や投資を「自分と無関係な話」と思わずに、
社会の仕組みを理解し、そこに参加する自信を持てるように。
そして家庭が、安心してお金を語れる場所、
教育現場が、経済を「生きる力」として学べる場所になるように。
CreateBrightは、家庭と教育者の皆様と共に、
お金を”数字”から”人の学び”へと取り戻す教育をつくり続けます。
ファイナンシャルリテラシーとは、
富を動かす知識ではなく、
人の意志を動かす知恵である。
世界の仕組みを知り、
その中で人間らしく生きる力を育てること。
それがCreateBrightのファイナンシャルリテラシー教育です。
